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硬化剤とはなに?塗料に硬化剤を入れすぎるのはダメ?

2023.11.25
 塗料と硬化剤の混合比率について、多くの人が疑問を抱くことは少なくありません。
この記事では、塗料と硬化剤の適切な混合比率とその影響について解説します。
特に、硬化剤の過剰な使用がもたらす問題点や、2液型塗料のメリット・デメリットに焦点を当てます。
塗装作業において、より賢い選択をするための知識を深めていきましょう。
 

□塗料に硬化剤を入れすぎるのはダメ?

 

*硬化剤の基本的な働き

 
硬化剤は、塗料の性質を変容させる役割を果たします。
 
ただし、乾燥を促進するわけではなく、塗料が固まる速度や強度を調整するためのものです。
この点を理解することで、硬化剤の真の価値とその使用方法について、より深い理解が得られます。
 

*過剰な硬化剤の危険性

 
硬化剤を過剰に使用すると、塗料が固くなりすぎてしまう問題が生じます。
この状態では、塗料の塗り広げが困難になり、仕上がりも不均一になる可能性が高まります。
そのため、硬化剤の適量を知り、それに従って使用することが、塗料の最適な状態を保つ鍵となります。
 

*硬化剤の適量とは

 
硬化剤の適量は、使用する塗料や作業環境、さらには目的によっても異なります。
一般的なガイドラインは存在しますが、最終的には実際の作業での試行錯誤が必要です。
その過程で得られた知識と経験が、次回以降の塗装作業に生かされるでしょう。
 

□硬化剤入りの2液型塗料のメリットとデメリット

 
1.耐久性が高い
 
2液型塗料は、1液型に比べて耐久性が高いとされています。
特に、塗膜の強度や光沢の維持率が優れているため、長期間美しい状態を保てます。
 
しかし、耐用年数については大きな違いはなく、主に見た目の維持や剥がれにくさが強調される点に注意が必要です。
 
2.硬化が早い
 
2液型塗料は、硬化剤を加えることで短時間で乾燥します。
これにより、塗り重ね作業が迅速に行え、全体の工程も短縮されます。
 
ただし、この速さが仇となり、作業中に塗料が固まってしまう可能性も考慮する必要があります。
 
3.再利用の制限
 
硬化剤を混ぜると、2液型塗料は再利用ができなくなります。
このため、使用する量を事前に計算し、必要な分だけ硬化剤を混ぜることが求められます。
この制限があるために、作業性は1液型に比べてやや劣ると言えます。
 
4.コスト面の考慮
 
2液型塗料は、1液型に比べて約1割高いコストがかかります。
この高価格は、耐久性や速乾性などのメリットを反映しているとも言えますが、予算によっては選択肢が限られる場合もあります。
 

□まとめ

 
塗料と硬化剤の適切な混合比率は、塗装作業の質を大きく左右します。
硬化剤の過剰な使用は避け、2液型塗料のメリットとデメリットを熟知することで、より賢い塗装作業が可能となります。
この記事で得た知識を活かし、次回の塗装作業にお役立てください。
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