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屋根塗装で遮熱効果を最大限に!遮熱塗料について解説
2023.11.27
夏季における室温上昇は、多くの住宅所有者にとって頭の痛い問題です。
そのため、遮熱塗料という選択肢に目を向ける方々が増えています。
この記事では、遮熱塗料の科学的な基礎から、具体的な適用ケース、さらには自治体の補助金情報まで解説します。
遮熱塗料の真の価値を理解し、その効果を最大限に引き出すための知識を身につけましょう。
□遮熱塗料とは?
*基本的な性質
遮熱塗料は、太陽光を反射する特性を持つ塗料として知られています。
この特性により、室内温度の上昇を抑制する効果があり、その効果は日本塗料工業会によっても認められています。
実際、工業規格JIS K5675が定められており、その品質と効果は高い信頼性を持っています。
*効果と補助金
遮熱塗料は、その効果から省エネ商品としても推奨されています。
特に、自治体によっては遮熱塗料での塗装に対して補助金が出る場合もあり、その普及が進んでいます。
このような補助金制度を利用することで、初期費用の負担を軽減できます。
*断熱塗料との違い
遮熱塗料とよく比較されるのが、断熱塗料です。
しかし、これらは全く異なる性質を持っています。
断熱塗料は熱を逃がさないことに特化しているのに対し、遮熱塗料は熱を反射することで室内温度を下げるのです。
この違いを理解することで、自分のニーズに最も適した塗料を選べます。
□屋根への遮熱塗装が最も効果を発揮するケース
1.金属製の屋根
金属製の屋根は熱伝導率が高く、日光の影響を受けやすいです。
そのため、遮熱塗料を施工することで、この熱伝導を抑制し、室内温度の上昇を防げます。
特に、トタンやガリバリウム鋼板などの金属材でできている家は、遮熱塗料の効果を最大限に感じられます。
2.吹き抜け天井のある家
吹き抜け天井があると、屋根の表面温度が室内温度に直結しやすくなります。
その結果、冷房が効きにくく、室内が暑くなりやすいのです。
遮熱塗料を使用することで、この問題を解消できます。
特に、吹き抜け天井のある家では、遮熱塗料の効果を実感しやすいでしょう。
3.2階にリビングがある家
2階にリビングがある場合、日当たりがよく室温が上昇しやすいです。
そのため、遮熱塗料を使用することで、2階全体の温度を下げ、快適な住環境を手に入れられます。
4.3階建ての家
3階建ての家も、日当たりがよく室温が上昇しやすいです。
特に、軒先が短い場合、日光が外壁に直接当たりやすく、それが室内温度の上昇につながります。
遮熱塗料を施工することで、日光を反射し、室温の上昇を抑制できます。
また、屋根だけでなく、外壁にも遮熱塗料を使用することで、さらに効果を高められます。
□まとめ
遮熱塗料は、夏の暑さを和らげる効果的な手段として注目されています。
金属製の屋根や吹き抜け天井がある家、2階にリビングがある家、3階建ての家など、特定の条件下でその効果を最大限に発揮します。
遮熱塗料の特性と効果を理解し、自宅に最適な選択をして、快適な夏を迎えましょう。
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