Requires a javascript capable browser.

ガイソー寝屋川店

ブログ

塗装の上から塗装はできる?塗料ごとの相性や注意点についてもご紹介します!

2023.10.09
 外壁塗装を検討中の方にとって、現在の塗装の上へ再塗装する方法は一つの選択肢として考えられるでしょう。
しかし、塗料の種類や特性、そして塗装の方法によっては、思わぬトラブルや不具合が生じる可能性があります。
この記事では、外壁の再塗装を検討している方向けに、塗料を重ねる際の注意点を解説します。
 

□重ね塗りは塗料ごとに相性がある?

 

*水性塗料を重ね塗りする際の相性

 
水性塗料は、環境に優しい特徴がありますが、油性塗料の上へ再塗装することは難しいとされています。
なぜなら、油性塗料は水性塗料をはじく性質を持っているため、適切に塗装することができないことが多いのです。
 
さらに、重ね塗りする際には、下の塗料が問題なく乾燥していることを確認することが重要です。
もし、下の塗料が乾いていない状態のまま塗装をした場合、色が混ざってしまったり、仕上がりが均一でなくなってしまう可能性があります。
 

*油性塗料を重ね塗りする際の相性

 
油性塗料は、耐久性や発色の良さが特徴です。
油性塗料の上に重ねて水性塗料を塗ることは可能ですが、塗料に含まれる溶剤の相性によっては塗れない場合もあります。
また、油性塗料同士の重ね塗りはできますが、この場合には、塗料の接着力を弱めてしまう可能性があるため、十分な注意が必要です。
 

*スプレー塗料を重ね塗りする際の相性

 
スプレー塗料は、手軽に塗装ができる点がメリットです。
 
しかし、下地の種類によっては、重ね塗りが難しい場合があります。
特に、下地が水性アクリルやエナメルでラッカースプレー塗料を重ねて塗る場合、塗装がはがれたり、ムラが生じたりする可能性があるので、注意が必要です。
 

□塗装の上に重ねて塗装をする際の注意点とは?

 
塗装を重ねる際の注意点は3つです。
 
1.下塗りスプレーで下地をつくる
 
下塗りスプレーは、塗装のはがれを防ぐための重要なステップです。
プライマーやサーフェイサーとして使用されるこの下塗りスプレーは、接着力を強化したり、下地を均一にする効果があります。
 
2.塗装が付きにくい場所から塗り始める
 
塗装を行う際、塗り始める場所を隅や端にすることで、塗装が均一になりやすくなります。
特に、ローラーと刷毛を併用することで、隅々まできれいに塗装できます。
このような塗り方は、床や壁などの広い面を塗装する際に特に効果的です。
 
3.薄く数回に分けて重ね塗りをする
 
スプレー塗料やワックス、ウレタンニスなどの塗料は、1度に厚く塗ってしまうことは避け、薄く数回に分けて重ね塗りすることが推奨されます。
これにより、液だれやムラを防ぐことができるだけでなく、塗装も美しく仕上がりますよ。
 

□まとめ

 
外壁の再塗装を検討している方は、塗料同士の相性や重ねて塗る際の注意点をしっかりと理解しておくことが大切です。
今回の情報を参考に、適切な知識と方法で、長持ちする塗装を実現しましょう。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> 塗装の上から塗装はできる?塗料ごとの相性や注意点についてもご紹介します!