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下塗りと上塗りの基本的な違いとは?それぞれの役割を解説

2023.11.17
 家の修繕を検討されている方は、下塗りと上塗りの違いやその重要性について、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、塗装作業の成功の鍵とも言える「下塗り」と「上塗り」に焦点を当て、その違いと注意点について解説します。
 
今回の記事を参考に、次回の塗装作業を一段とレベルアップさせましょう。
 

□下塗りと上塗りの基本的な違い

 

*下塗りの役割とその重要性

 
下塗りは塗装作業の基盤となる工程です。
このステップでは、特定の塗料を使用して外壁との密着性を高める役割があります。
この工程において、白や透明の塗料が多く用いられるのは、次の工程での色の発色を美しくするためです。
下塗りが不十分だと、後の工程での塗膜の密着性が低くなり、耐久性にも影響を与えます。
 

*上塗りの特性

 
上塗りは、美観と耐久性を高めるための最終工程です。
この工程で使用する塗料は、中塗りと同じものが一般的です。
上塗りが成功すると、外壁は紫外線や雨からの影響を最小限に抑え、長期間美しい状態を保てます。
 
しかし、この工程も下塗りがしっかりと行われているかが重要なポイントとなります。
上塗りは見た目だけでなく、塗膜の厚みも左右する重要な作業です。
この工程を適切に行うことで、外壁は汚れにくく、長期間にわたって美しい状態を維持できます。
 

□なぜ中塗りと上塗りは別工程なのか

 
1.塗料の塗布量とその理由
 
塗料には、1回の塗布で適用する量が決まっています。
この量を超えて塗布すると、塗膜が不安定になり、気泡やフクレが発生する可能性があります。
したがって、適切な塗膜の厚みを得るためには、中塗りと上塗りの2回以上の工程が必要です。
 
2.耐久性と美観の両立
 
中塗りは主に色を均一にする役割があり、上塗りはその上で耐久性と美観を高めます。
一度の塗布でこれらの要素を満たすことは難しく、それぞれの工程で特定の目的を果たす必要があります。
 
特に上塗りは、美しい仕上がりと持続性を両立させるためには欠かせない工程です。
塗料の種類や色によっても上塗りの回数が変わることがあり、その都度調整が必要です。
 

□まとめ

 
今回は、塗装作業における「下塗り」と「上塗り」の違いとその重要性について詳しく解説しました。
下塗りは塗膜の密着性を高め、中塗りは色の均一性を確保し、上塗りは美観と耐久性を確保するための不可欠な工程です。
 
それぞれの工程が持つ独自の目的と特性を理解し、塗装作業を計画的に進めることで、美しさと耐久性を兼ね備えた仕上がりを実現しましょう。
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