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サイディング塗装はいつすべき?かかる費用と塗料の選び方

2024.03.01
多くの住宅で使われているサイディング材。比較的丈夫な外壁材であるため、塗装が必要ないという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。ただどんな外壁材でも、数十年に一度は外壁塗装が必要になります。この記事では、サイディング塗装をすべきタイミングやかかる費用、そして費用を抑えるポイントまで解説しますので、参考にしてみてください。

サイディング塗料はどのタイミングですべき?

まず初めに、サイディング塗装を行うべきタイミングを紹介します。サイディング塗装の耐用年数、塗装の劣化症状の2つの観点から見ていきましょう。

塗装をすべき年数はどのくらい?

サイディング塗装を見直すべきタイミングの1つの目安は年数です。新築の場合は家が建ってからの年数を、2回目以降の外壁塗装の場合は前回の外壁塗装からの年数を1つの目安としましょう。
サイディング塗装の耐用年数はおおよそ10~20年です。使っている塗料の種類によって異なりますが、基本的に20年以上もつ塗料はないと思っておいて良いでしょう。一般的に10年を超えてくると外壁の劣化症状が目立ってくるようになるため、劣化が悪化しないうちに外壁塗装をしておくことがおすすめです。

症状の目安

年数で判断する以外にも、外壁塗装の劣化症状を見て塗装をするかどうか判断するという手もあります。続いて、外壁に現れる劣化症状について紹介していきます。ここで紹介する劣化症状が出てきた場合は、外壁塗装をすべきか一度業者に相談するようにしましょう。

チョーキング


外壁を手で触った時に、白い粉が手につくことをチョーキングと呼びます。このチョーキングは、雨や紫外線、風によって外壁の塗膜剤に使われる合成樹脂が分解されてしまい、一部の顔料が粉となって表面上に出てきてしまっていることで発生します。チョーキングが起きているということは外壁材が劣化していることを意味しますので、塗装の塗り替えを検討し始めるタイミングであると言えるでしょう。

外壁の色褪せ


紫外線や風の影響で、外壁の塗料原料が分離してしまい、塗装部分が変色してしまって色褪せを起こしてしまいます。この色褪せが起きた際も、外壁塗装を行うべきタイミングです。原料の寿命が来て分離を起こしてしまっているため、色褪せが広範囲に見られたタイミングでも外壁塗装を相談すると良いでしょう。

外壁の浮き・剥がれ


外壁の塗膜が劣化して下地と分離することで、塗膜と下地の間に隙間ができ、浮きや反りが起きることがあります。この場合は、できるだけ早く外壁塗装を相談することをお勧めします。浮き・はがれが発生している部分を取り除き、上から塗装を施して綺麗な外壁へと生まれ変わらせます。なお、この症状が広範囲に及ぶ場合は外壁塗装だけでは対処しきれず、張り替えやカバー工法などの大規模な工事が必要になることもあります。

藻・コケの発生


外壁の塗料が古くなり、防水性を失ってくるとカビや藻・コケが発生する原因になります。外壁の水切れが悪くなってしまって、雨が降った後にその雨を変に吸収してしまい、カビや藻が繁殖しやすい環境になってしまうのです。このような症状が見られた際は、外壁の洗浄をしたのち、新しく塗り替えることで再度綺麗な外壁に変える必要があります。

サイディング塗料の種類

続いて、サイディング塗装で使われる塗料について紹介していきます。塗料によって特徴や欠点は異なりますが、基本的には費用が上がるにつれて耐久性が高くなります。

種類 耐用年数 平米単価
アクリル塗料 3〜6年 1000〜1300円
ウレタン塗料 7〜10年 1200〜1900円
シリコン塗料 8〜12年 1800〜2000円
ラジカル制御型塗料 13〜16年 2500〜3400円
フッ素塗料 15〜20年 3000〜4500円
無機塗料 17〜22年 4000〜5500円
参考:塗料・外壁材比較表

アクリル塗料

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料です。費用を安く済ませたいという方におすすめの塗料ですが、耐用年数が3~6年とそこまで長くはありません。そのため、DIYをしたい・すぐに引っ越すから一旦短期的に外壁塗装をしておきたいといった方におすすめの塗料剤となっています。耐久性がそこまで高くない分、早期にメンテナンスが必要になる点が特徴的です。

ウレタン塗料

ウレタン塗料とは、ポリオール樹脂を主成分し、ポリイソシアネートと呼ばれる硬化剤と組み合わせて作られる塗料です。密着性や伸縮性に優れているため、外壁の部分補修にも使うことができ汎用性の高い点が特徴的です。ただ、アクリル塗料と同様耐久性がそこまで高くないため、外壁全体の塗装というよりはひび割れの補修や雨樋の補修など、部分的な補修で使われることが多くなっています。

シリコン塗料

シリコン塗料とは、主成分である合成樹脂にシリコンが含まれている塗料です。外壁塗装の塗料剤として主流であり、汚れのつきにくさ、耐久性の高さ、費用の安さからコストパフォーマンスの高い塗料剤となっています。

ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料とは、塗料に酸化チタンが使われており、この酸化チタンと紫外線が反応して塗膜の劣化を促進させるラジカルという反応を防ぐような機能をもった塗料になっています。化学反応を起こして劣化症状を防ぐ機能を持つため耐久性が高く、近年注目を集めている塗料になっています。

フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂が配合された塗料です。硬い塗膜を形成するため耐久性が高く、一般住宅だけでなく集合住宅などでも使われることが多くなっています。ただ、アクリル塗料やシリコン塗料など他の塗料と比べると費用が高くなってしまう点が欠点として挙げられます。

無機塗料

無機塗料は炭素を含まない無機物質を主成分とした塗料剤となっており、非常に耐久性が高くなっています。それに加えて美しい景観を保てる点も特徴的ですが、その分費用は高くなり塗料剤の中でも平均単価が最も高くなっています。ただ、耐久年数は20年以上と非常に長いため、長い目で見るとコストパフォーマンスの高い塗料にはなっています。

おすすめのサイディング塗料はこれ

続いて、ガイソーの数多くの施工実績の中から、サイディング塗装におすすめだった塗料を2つ紹介します。

ガイソーウォールマイティシリコン

数多くの施工実績を誇るガイソーでトップクラスの性能を誇るシリコン塗料です。シリコン塗料の特徴はそのまま保ちつつ、ラジカル反応型酸化チタンも配合されているため、ラジカル制御型塗料のような劣化抑制機能を有します。費用・耐久性の観点から最もコストパフォーマンスの高い塗料と胸を張っている商品の1つです。

参考:ガイソーウォールマイティシリコン

ガイソーウォール無機ACE

ガイソーウォール無機ACEはガイソーの中でも最高品質を誇る塗料となっており、耐久性・防カビ性でトップクラスの性能を誇ります。無機塗料であると同時にフッ素成分も含んでいるため、フッ素塗料の機能も有しており、より高い耐久性を誇る塗料になっています。

参考:ガイソーウォール無機ACE

サイディング塗装はDIYでできる?

サイディング塗装にかかる費用を抑えるために自分でDIYでできるのか気になる方も多くいらっしゃるかと思いますが、結論から言うとDIYはおすすめできません。
サイディング塗装工事は、家の外壁全体を満遍なく塗装する必要があるため、高所での作業が必要になります。業者の方でも安全に配慮して足場を組み立てて工事しており、工事経験のない素人の方が高所に登って工事を行うのは大変危険です。
また、初心者の方だと塗料の塗り方もかなりムラが出てしまい、仕上がり品質が悪くなってしまう可能性が高くなってしまいます。そのため、全体の塗装が必要になる場合は業者に相談することがおすすめです。逆に、一部分の部分補修の場合は自分でやると言う手もあります。

サイディング塗装にかかる費用

つづいて、サイディング塗装にかかる費用を紹介します。

坪数 塗装面積 費用相場(外壁塗装)
10坪 40㎡ 約40〜70万円
20坪 70㎡ 約50〜80万円
30坪 119㎡ 約60〜90万円
40坪 158㎡ 約90〜130万円
50坪 198㎡ 約100〜150万円
70坪 277㎡ 約200〜300万円
100坪 396㎡ 約300〜450万円

サイディング塗装にかかる費用は「 塗料単価 × 塗装面積」で概算できます。(厳密には、そこから人件費や諸工事費用、業者の利益が加算されます)
そのため、坪数が広くなるほど塗装費用は高くなります。一般的な戸建て住宅の広さは30坪なので、おおよそ約60〜80万円が相場になります。

サイディング塗料にかかる費用を抑える方法


サイディング塗装にかかる費用は決して安くはありません。ここでは、サイディング塗装にかかる費用を抑える方法を解説しますので、参考にしてみてください。

相見積もりをとって比較する

サイディング塗装を行う際、まずは業者に建物診断をしてもらって費用を見積もることになります。その際、見積書を複数者から取り寄せて妥当な金額を見積もりつつ価格の相談をしておくようにしましょう。基本的にどの業者も工事を請け負いたいため、他社がより良い条件で工事をしている場合は、その条件に合わせて工事を請け負ってくれるところも多くあります。端数の金額を交渉して安くする、なんてことができる場合もありますので、複数者から相見積もりをとって費用を比較しておくようにしましょう。

塗料のグレードを下げる

塗料のグレードを下げることで、サイディング塗装工事全体の金額を抑えることができます。上で紹介した通り、サイディング塗装にかかる費用は塗装面積×塗料単価なので、塗料のグレードを下げて塗料単価を安くすれば、総費用をぐっと抑えることができます。
ただ、塗料のグレードを下げればその分耐久性も落ちることにはなりますので、次の外壁塗装までの期間が短くなる点には注意しておきましょう。

閑散期に工事を行う

外壁塗装工事を夏か冬に依頼することで、施工金額を安くしてもらえる可能性があります。一般的に、夏と冬は外壁塗装業者にとって閑散期となります。それは、夏と冬は外壁塗装工事をする気候・気温条件を満たさない月が多く、塗装のクオリティを高く仕上げづらかったり、工事期間が長引いてしまうことが多いためです。そのため、逆に塗装品質を高くして欲しいといった要望や工事期間が長引いてしまうといったデメリットを許容できるのであれば、これらの時期に工事を依頼することで工事金額を安く交渉しやすくなります。

まとめ

この記事では、サイディング塗装の耐用年数からおすすめの塗料、かかる費用について解説してきました。多くの住宅で使われているサイディング材は、数多くの塗料が用意されておりどんな塗料を使うのが良いのかわかりづらいことが多いでしょう。ガイソーでは、人気の塗料から地域・気候条件に合わせたさまざまな塗料を用意しています。無料で建物診断から見積書の作成まで行っていますので、工事の金額が不安な方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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